おもてなしをするということ

 自分の家にお客さんを呼んで、おもてなしするって事はとても簡単であり、同時にとても難しいことだと思います。
 私は少しだけ料理ができるので、友人を家に招いて宴会や食事会をすることが多々あります。そんなときに気をつけている事を数点。


お箸は割り箸を使う

 環境問題とかそういう難しい事にはひとまず目をつむるとして、我が家では基本的に割り箸をお出ししています。
これは主に衛生上の理由があります。使い古したお箸よりも割り箸の方が、お客さんも安心して食事できますよね。
 そしてもうひとつの理由。箸袋をどう折っているか見るのって楽しいんですよね。そのままぽいって置いてある人もいれば、箸置きを作っている人もいる。そして、その箸置きも色々な種類があって、すごく楽しいんです。
 あと、箸置きの作り方とか教えあいながら盛り上がることもできて楽しいです。

グラスを使う

 飲み物がどのくらい残っているか分かるように、透明なグラスを使っています。
 基本的に、私はキッチンに居ておつまみや料理を作っている事が多いので、一緒に座って飲んで、お客さんの飲み加減を確認できないんですよね。なので、ちらっと見て確認できるようにグラスを使っています。

おつまみがなくならないようにする。

 お酒にはおつまみが必要ですよね。お酒だけ飲んでるのも楽しいですけど、宴会ではなにかつまむ物が欲しくなるのも人情。テーブルが寂しい状態が続かないように、大皿料理と簡単にできる小鉢料理を交互に出すようにしています。
 大皿はキノコのソテーからポークソテーのトマトソースやら、小鉢料理はピクルスに生ハム・オリーブ・チーズの盛り合わせなどになってます。「大皿間に合わん!」って時に小鉢料理をだす感じにしています。

 我が家に遊びにいらっしゃる方は、みなさんたくさん召し上がるので、作るのが大変です。でも沢山食べてもらえるのはとても嬉しいことなので、がんばって沢山作っています。味も落とさないようにね。

おつまみの順番を考える。

 サラダから始まり、締めのご飯とお味噌汁まで、頭の中で料理を出す順番を考えておきます。脂っこい物が続かないようにとか、口直しのピクルスをどこで出すかとか、栄養的にも(もちろんそれは呑んでいる上での話なので完璧ではないのですが)バランスがとれるようにとか、色々考えながら作っています。

お酒に料理を合わせる。

 「野郎はお土産必須!女の子は手ぶらでいいよ☆」と豪語しているのが、我が家です。こう言うと、皆さんお酒をお土産として持ってきて頂けます。ですので、お出しする料理はそのお酒に合うようにがんばっています。日本酒なら和食、ワインならイタリアンの様に。美味しいお酒を引き立てる料理が作れるように、精進していきたいですね。


少しだけ気を配ることで、お客さんに快適に過ごして頂けます。
Atomの家にまた行きたい!」
って言ってもらえるのは、幸せなことですね。

楽しい宅呑みで、楽しい人生を。
ではでは。