ゴミ箱の中のティッシュが喋ったら言いそうな言葉

 鬱屈とした便佞が書き散らす文章というのも、いんたねっ!には転がっていて良いと思ったので、40分で書きたい事をとりとめもなくひたすら書いてみた。
 そんなわけで、以下の文章は俺のゴミでクズで陰鬱な部分を高濃度で抽出した駄文であるため、多くの人は読んでいる途中で吐き気を催してトイレで壁を殴るか、ディスプレイに向かって「死ねよカス」等と罵詈雑言の限りを尽くす結果になるだろうから、閲覧はオススメしない。そもそも、筆者自ら閲覧をオススメする文章なんてないとも思うが、その点に関してはひとまずおいておこう。もちろん言葉遣いも悪いから、純粋なボーイや清純なガールは見ない方が良いだろう。

(関連記事:ティッシュで一杯のゴミ箱が喋ったら言いそうな言葉 - FromAtoMemo


 まず、この文章を読む前に『俺がいつもこんな考え方をしている訳ではない』ってことを知っていて欲しい。同時に、『この考え方が絶対的に正しいとは微塵も思っていない。』ということも知って欲しい。俺にだって彼女がいたり、好きな女の子および可愛い女の子ときゃっきゃうふふして楽しんでる期間があった訳なんだ。そういうときには、こんな思考をして無いんだよね。あぁそうそう、だから、『微塵も女の子との交流なんてないし!彼女居ない歴=年齢だし!』って人から見れば、若干か視点が違うかもしれないが許して欲しい。こんなことでわざわざ贖罪を求は愚なりって気がするけども。だけど、今は。そう、今は俺に彼女が居ないわけで、精神のベクトルは「THE・非モテ!」として全力疾走しているわけだから、こういったことについて書いてきたい訳なんだ。
 たとえば、俺に今彼女ができたら、ここにつらつらと書く内容は、脳みそから綺麗さっぱり消え去っているわけ。そうやって彼女が居たり、好きな女の子ときゃっきゃうふふしてるときには「この世界はなんてすばらしいんだろう!人生最高!」・・・とまではいかないけども、気楽な考え方をしている訳なんです。そのぐらい人間(残念ながら俺の股間にうやうやしく鎮座ましまして居るポークビッツは着脱可能でないため、ここで言う人間は男に限るのかもしれないけども)ってのは、残酷なほどに単純な思考ルーチンを使用して動作していると思うのです。
 んでもって、こういう鬱屈した文章ってのは鬱屈した状態じゃないと書けないんですよね。毎日楽しい!彼女かわいい!好き好き大好き愛してる!みたいな脳内はぴはぴはっぴー!な状態で「リア充死ね!すぐ死ね!ホビロン!」なんて文章書けるわけが無いし、書いたところで「おやおやなにかがおかしい!もういちど書き直して下さい!」となってしまう訳です。というわけで、今のうちに、この憂鬱極まりない感情をぐだぐだと書き連ねておくことで、まぁ将来的には「ははは、こやつめ。」って中指突き立てた状態の自分に笑われながら見下されるのかもしれないけども、こういった精神状態の時もあったという事実を忘れないようにしたいんです。これが建前ってやつ。日本人って建前好きだよね。そうだ、建前と結婚しよう。


 というわけで、リア充だとかそういったものについて書いていきたいんだけども、まず、リア充様の恐ろしい所ってのは、心の中に残った非リアがそうさせるのか、単純に非リアを貶めるために言うのか知らないけども「え、○○も彼女作ればいいじゃーん。」と、のたまう所。これを聞いて「おぉっと!その手があったか!こいつぁ〜うっかりしてたぜぇ!」と膝を打ちながら、やおら立ち上がりナンパしに街へ繰り出す人はまず居ない。というか、そんなやつ居たら引く。


 あとね「彼女作らないの?」とか「○○君なら彼女居そうなのに。」という言葉がとても恐ろしい物に思えるんです。この台詞が舌先三寸の社交辞令か否かという不毛な議論は、ひとまずゴミ箱にウィンドミル*1でもって叩き入れるとしましょう。んでもって、私自身はこの言葉を聞く度に、彼女が居ないという事は極めて不自然で非人間な事であると突き付けられている気分になる。もうね、「彼女が居ないとか、君は人間として不完全極まりないゴミクズであるため早急に彼女を作るか、さっさと死ね!」と言われてるぐらいの脅迫に聞こえてくるんですね。
 正確に言えば、好きになった人に好きになってもらえない訳だけど、そんな事をわざわざ書くのも面倒くさいので、ここでは全部ひっくるめて『非モテ』にしちゃうよ。ついでに言うと「人を好きになるってどういうことなの?」とか「愛ってなに?」とか「付き合うってどういうことなの?」みたいな、脳みそにウジでもわいて、耳の穴からハエが飛び出してきそうなクレイジーな疑問は、なんとか知恵袋に質問して\ベストアンサー!/でも決めれば良いと思うし、なんか適当な宗教にでも入信して精神の浄化を図るべき。そういえば、幸せの形って人によってさまざまあるけれど、不幸の形ってほとんど同じだよね。不幸は規格化できるのに、幸せは規格化できないの不思議。まぁそんなことは置いておいて、彼女が居ないことは不自然だと言われていることなんだけども、これってすごいよね。極論。本当に極論として書くけれども、「彼女が居ることは人間として当然のことであって、居ない事は極めて常軌を逸した状態であるから、すぐさま改善すべきであり、それを怠った人間はもはやヒトと呼ぶことも憚られる。」って聞こえる。被害妄想。うん、被害妄想ですよー。


 ついでに言っておくと「お父さんみたい!」ってほめ言葉じゃ無いよね()ってすごい思う。だってそれってもう、男としては枯れてるって事じゃないですか。良くある例として「彼氏にしたい人と、旦那にしたい人って違うよね。」って話ね。わかる。わかるよ。そりゃもう、お付き合いしたい女性と、結婚して奥さんになって欲しい女性ってのは違うもんだ。たまーにその両方を満たす人がいたりするわけだけど、そんなのはレアケースであって、チョコエッグのシークレット以上に出会うのが難しいし、シークレットに出会う前にチョコレートの食べ過ぎで鼻血を出して悶絶している間に気づいたらダブった人形と、ってなんのはなしだこれ。「お父さんみたい」とか「良いお父さんになりそう」ってのはつまり安心感があるけど、ドキドキはしないって事だよね。いや、そうなんだよ。優しいし、親切だし、良い人だし、安心するけど、そんなにドキドキはしないよねってひと。これ。んでもってね、恋愛に倦怠期ってあるじゃないですか、「別にこの人に不満はないけども、最初よりドキドキしなくなったなー。もしかして、これって倦怠期☆」ってやつですね。まぁつまり、恋愛において重要なのはドキドキなんですよね。この人と居ると、なんだか知らないけどもドキドキするってやつ。このドキドキってのは恋愛初期症状にみられる、一緒に居ると心臓バックンバックンでもう息も苦しい!!!って感じじゃなくて、あぁ、なんか、時間たつの、早いな・・・。ってかんじね、書いててゲロ吐きそうなんだけどね、これ。
 んでもって若い時ってさ、ドキドキ、きゅんきゅん、くんかくんかしたいじゃないですか。俺だってしたい。安定したいとか別にどうでもいいから、まだ結婚とか先の話だし楽しく恋愛したい!って思うのが普通。何の問題もない。つまり、この期間「お父さんボーイ」はほぼモテない。そりゃ、見る目があってそういうお父さんボーイを好いてくれる人もいるし、モテるお父さんボーイもいるけども、そういう小さなケース持ち出したい人は、今すぐPCの電源ボタンを長押しして確率統計の教科書で頭を打って死んで欲しい。でね、こういう人たちが20代後半以降の、いわゆる結婚を視野に入れ始める年齢になるとモテ始めるよ!ってのはおそらく嘘。まずね、10代〜20代の間で見向きもされなかったが為に経験が浅い。恐ろしく浅い。「あ、これ川だったんですか。水たまりかと思いましたよ。ははは。」って位に浅い。これすごく大事。場数いずジャスティス。あ、これヤリチン・ヤリマン賛歌って訳じゃないからね。わかってね。わけてほしい。
 なおかつ、既存のカップルがわざわざ別れてまで、恋人としてふさわしい人ではなくて配偶者としてふさわしい人を探す、って考えられないよね。「今まで恋人で居てくれてありがとう!そろそろ真面目に結婚したいから、結婚したいと思える相手を探す為に別れたいんだ!じゃあね!」とか言われたら間違いなく出刃包丁が出てきて「ほうほう、ところでホルモンはお好きですか?」って展開になる。つまり、わざわざ『別れた後に結婚したいと思える相手に出会える、かつ、その人には恋人が居ない、かつ、自分を好いてもらえる。』という賭博黙示録もびっくりな低確率な博打を打つ人はいない。俺だって打ちたくない。ダメ、絶対。
 ちなみにこれって、「女って見る目ないよな!」って事を言いたい訳じゃないですよ。むしろ、若くてぴちぴちなナウいガールの肢体を、眼力の限りを尽くしてなめ回すように視姦するのが大好きな男の方が多いし、そんな俺はなかなかどうして救いようのないクズだったんだなって思うんです。嘘ですよ?
 結局女の子がいくら「彼氏にしたい人と、旦那にしたい人って違うよねー☆」って言ったところで俺は安易に溜飲が下がる事はないし、結局は『彼氏にしたい人』と付き合ってて、そのまま結婚することが多いんだと思う。つまり、俺に残された道は、後輩の女の子達に権力を振りかざしてセクハラをしまくるという極悪非道人間のクズ道しかなかった訳でした。ちゃんちゃん。


 おぉっと、オーケーオーケー。大丈夫だ、分かってる。落ち着いてその振り上げた右手を降ろして欲しい。だいたいの人が言いたいことを要約すると「そんなこと言っていないで、彼女を作る努力とかしたらいいじゃん。薄暗い部屋の片隅でキーボード叩いてないで、外に出ないと出会いだってないし。ほげほげ。ふがふが。」ってかんじだよね。そんなわけで、こんな風に陰鬱な感情について言及すると、通り一遍なテンプレートアドバイスを拝聴賜る事になるわけです。有難き事この上なし。感謝感激雨あられってんだから、明日には雨後の竹の子のごとく出会いの新芽があちこちから頭をのぞかせているに違いない。


 いやいや別に俺が言いたいことってのは「リア充死ね!」とか「非リアの気持ちも考えろ!」とか、そんな気が狂った事じゃないんですよ。結局俺が思うことは「彼女欲しい。」と「モテたい。」であって、全問題の終着点は自分自身の中にある訳なんです。だから、こうやって自分の気持ちをアウトプットすることで整理して、このあと布団を殴りながら寝るわけですね。んでもって明日にはいつも通りの顔をして学校なり、会社に出向くわけです。
 さらに、冒頭で述べたようにこの考え方ってのは、彼女ができたりデートしたりしている時には綺麗さっぱり消え去っていて、思考に一切影響を及ぼさない訳なんです。かつ、こういった考え方の人たちを見て「どうして彼らは彼女ができないんだろう。不思議!」とか「文句とか理屈ばっかり言ってないで、彼女作れるように努力しろよ。」とか「この人は非モテをこじらせてこんなにひねくれてしまったのね。かわいそう。」だなんて、それは舌が腐り落ちるような言葉を吐く側に回ってしまう。あらやだこわい。一瞬で思考が逆転しただけでなく、いままで述べたルサンチマンも忘却してしまう。人間って不思議な生き物だなあ!


 てなもんで、そろそろ夜も更けて参りましたので、お開きにしましょう。もう一度書いておくけど、『俺がいつもこんな考え方をしている訳ではない』し、『この考え方が絶対的に正しいとは微塵も思っていない。』からね?

*1:バスケットボールのダンクシュート。ボールを持った腕を勢いよく回転させながらゴールに叩きつける。ネーデルガンダムではない。