ティッシュで一杯のゴミ箱が喋ったら言いそうな言葉

 鬱屈とした便佞が書き散らす文章というのも、いんたねっ!には転がっていて良いとおもう。

 そんなわけで、以下の文章は自分の中でゴミでクズで陰鬱な部分を高濃度で抽出した駄文であるため、多くの人は読んでいる途中で吐き気を催してトイレで壁を殴るか、ディスプレイに向かって「死ねよカス」等と罵詈雑言の限りを尽くす結果になるだろうから、閲覧はオススメしない。そもそも、筆者自ら閲覧をオススメする文章なんてないとも思うが、その点に関してはひとまずおいておこう。

(関連記事:ゴミ箱の中のティッシュが喋ったら言いそうな言葉 - FromAtoMemo


 さて、ファニーファックな日々を過ごすクレイジーファッキンジャップの皆様。御機嫌麗しゅう。前に書いた『ゴミ箱の中のティッシュが喋ったら言いそうな言葉』を読んだ人で、ここを読んでいる人はどれくらい居るのだろうか。まあいい。もしも君が今「リア充なんて死ねば良い。」とか「結局、この世の中はイケメンやコミュ力が高い連中の為にあって、俺みたいな非リアには生きにくい。みんな死ね。」と思っているとしたら、先に示したリンクを読むことをオススメするよ。だって、そう思っている人間が書いた文章だからね。

 プラスとマイナス、善と悪があるように、どんな事物にも対照的なスタンスが無くてはいけない。古代ユダヤの教えでは全会一致の議題は不採用にしたという。人間の関与する物事には対立する思想が生まれて然るべきなのだ。物事を多面的に観察することは至極重要な事だってことは、耳にタコが出来る程聞かされたと思う。もしも聞かされてなかったとしたら、君の歪んでネジ曲がったステレオタイプな思考が誰かの脇腹に突き刺さって、両腕を冷たい輪環で縛られないことを俺は切に祈るね。

 つまるところ、この文章は先に示したゴミ箱の中のティッシュ野郎共に対するアンサーソングになっている。あちらの文章でも書いたけども、俺がいつもこんな思考をしているわけじゃないという事を、頭の片隅に置いておいて欲しい。


 最近になって気がついた恐ろしく単純な真理がある。それは、『誘わないとデートできない事。』と『告白しないと恋人はできない。』ということ。もちろん例外だってある。その場の流れでデートになったり、なんとなくで恋人が出来る事例はちらほらと聞くし、ありえることではある。確率としては存在する。だが、その当たりくじを俺や君が引くとは限らない。棚の上から落ちてくるかもしれないボタモチを大口開けたアホ面で待ち構えているよりも、自分で作ってしまった方が早い事は誰だって分かるだろう。つまるところ『求めよさらば与えられん』って事なのだ。

 例えば君が、股間に穴が空いているだけ、及びポークビッツが付いているだけで、恋愛対象に出来るタイプの人間だったら、こんな文章を読まずに夜の体液交換会を開催しているだろう。『そうじゃない人』たちが多いから、問題は煩雑で愚鈍になっていく。もちろん、ある一方の面から見れば実に簡素な問題ではあるが、当人からすれば複雑極まりない。『そうじゃない人』からすると”本気で好きになった人”以外とデートしたり、付き合ったりすることはとてもハードルが高い。こういう人たちは一度、【嫌いじゃないけど別に付き合いたいとは思わない人】とデートしてみたら良い。これは別にチャラチャラ推奨ってわけではない。そうじゃなくて、気軽にデート(みたいな事)しようよって話。そして知るべき。異性とサシで遊ぶ大変さとか、楽しさとか、気を遣うべきポイントとか、異性の考え方とか諸々を。

 こういうこと書くと「遊ぶ異性が居ない!」とか言われるんだけど、正直、知らねーよ。探せよ。世界の半分は異性だよ。選り好みしてるだけなんじゃねーの。学校やら会社で居ないなら、Twitterでもmixiでもなんでも活用すれば、遊ぶのは簡単だろ。イケメン・美女である必要なんて全く持ってない。と同時に、相手に高望みをしてはいけない。例えは悪いけど、ドラクエはスライムみたいな雑魚を倒してレベルを上げていく。それと同じように、気楽な人から慣れていくべきなのだ。ラスボスみたいな美女やイケメンにいきなり戦いを挑んで勝てるような容姿や性格だったら、こんな文章読んでいる訳ないよね。

 ちなみに、『遊ぶ事』は簡単だけど、そっから先はすごく難しい。つまりは付き合うとか、えっちな事するとか、そういったことは各個人によって全然違うので、勝手に頑張ってください。俺は知りません。多様化しすぎてて体系化出来るわけ無いんですよ。出会ったその日にホテル連れ込んでセックスしてから付き合ってる所もあれば、付き合って数年の間セックスはおろかキスもしてないって所もある。セックスはしたけど付き合ってはいないってのもよく聞く。まぁ、ここらへんは各自の性意識に依存する部分なので、他人がとやかく言えないよね。「そういうカップルも居るけど、俺は無理だなー。」って思っててるだけでいいと思う。そして、そう思うならば、自分の望む状況になれる努力をすべき。「自分コミュ障でー。」とか免罪符を片手に『俺コミュ障だからそっちから気を使って話しかけろよアピール』している暇があったら、上手く話せる努力をして下さい。しろよ。もしくは口を閉じて部屋に引き篭っていて下さい。ここで、口を閉じずに引き篭っている人が1番厄介。良いから外に出て、ちゃんと異性にふられたり嫌われろよって思う。パソコンと携帯を消せ。今すぐ外にでろ。話はそこからだ。

 そうそう、こういう事書くとさ「ネットでも出会いはある!(ブヒヒーン」とか言われるんだけどね。いや、あるよ。たしかにある。でも、”ネットでしか”コミュニケーションをとれない人が、実際に会った時にどうするのか知りたい。とても興味深い。結局ネットでの出会いを活かせる人ってのは、リアルでの出会いも活かせる人である事が多い。きっかけを上手く昇華させるには、そこに至るまでの努力や経験がモノを言う。これは恋愛に限らず、仕事でも趣味でも言える。結局、チャンスが巡ってきた時にそれをつかめるかは、その時点までに培ってきた自分の力量によるわけなんですよね。


 あと、恋愛というものが楽しく華やかで綺麗なものだと思っている人は、今すぐ目覚まし時計で頭を殴りつけて目を覚ました方が良い。アニメや漫画、ドラマの恋愛がどうしてあんなに気持よく描かれているか。現実がそうじゃないからだよ。現実の恋愛ってのは、すこぶる面倒くさい。対人間コミュニケーションに於いて、相手の心情や価値観は不可避の事案として重く首をもたげているが、こと恋愛においては一層ややこしくなる。なんてったってアイドル。古い。なんてったって相手は(ほとんどの場合で)異性。意思の疎通とかマジ無理。考え方とか、大事にするポイントとか全然違う。結構はらたつのり。だから、こういう面倒くさい事をちゃんと見れないのに、「彼女ほしいよー。さみしいよー。」とか言っちゃう人は、今すぐセフレを作るべきだと思う。セフレを作る方法については匿名はてダにエントリーがあったはずなので、そちらを参照するといい。

 更にいうと、「好きな人には自分なんかより素敵な人と出会って、幸せになって欲しい。」みたいな自分勝手な正義感を振り回す人は、ちょっと考え方を変えたほうがいいと思う。他人の幸福の尺度を勝手に推し量って、勝手に逃げ出すのはもう終わりにしよう。「自分なんかが・・・。」とか言って逃げ道を作るくらいなら、自分を変えろよ。「こんな欠陥品な自分っすけど好きなってくれますかねー?」とか言われたら「いや、ちょっと無理です。」ってなるに決まってる。「この冷蔵庫たまに温蔵庫になるけど買ってくれますか!」とか言われて「あ、まぁいいか!買う!」とかならないよね?まともな思考してたら買わないよね?意味分かるよね? そうやって嫌われたり、振られた時の言い訳ばかり用意してて、互いに幸せになれる訳ないでしょ? うける。うけぽよ。

 おっと、怒らないで欲しい。その右手に握りしめたバールのようなものを今すぐ置くんだ。こういうことを書くと「リア充しね!」とか「どうせ非リアの気持ちはわからないんだろ!」とか言われるけど、そうじゃあない。いつ何時も、隣の芝は未だに青々と茂っている。空に天井がないように、上昇思考はとどまるところを知らない。あのカップルのようになれたら、あの夫婦のようになれたらと、羨ましいと思うシチュエーションの中に居る人達を、羨望のまなざしで睨みつけながら「リア充死ね!」と叫ぶ日々は終わらない。結局のところ、どこまでいっても嫉妬・羨望・妬みは消え去らないのだ。そして同時に、多くのルサンチマンを感じることになる。俺が他人に思うように、俺の立場を妬ましく思う人たちは多く居るのだろう。こうやって世界は巡り巡って行くのだ。すばらしいね。ヘドが出る。


 ついでに言っておくと、彼女がいる人に「リア充め!」っていうと「彼女居たら居たで大変なんだよ。」って諌められるのウザいよね。そんな事は知ってますよ。日本人のお家芸である謙虚ってやつですか。そうですか。どことなく「あーまじつれーわー。2時間しか寝てないからつれーわー。」に通じるものがある。もし「あー、つれーわー。彼女いたらいたでつれーわー。」とか言われたら、確実に息の根を止めにかかる。そして墓標に「彼女がいた心労で死亡」とか刻んでやりたい。って感じの非リアからの無差別で横暴なルサンチマンを覚悟しながらリア充になれるようにがんばろう、日本。



 さて、そろそろ俺が自分自身の文章に腹立たしくなってきた。基本的に俺はゴミ箱の中のティッシュから抜け出すことができないらしい。俺の中に根差した非リア根性は、ちょっとやそっとじゃ消し去れないのだろうな。未来の俺に期待。

てなもんで、そろそろ夜も更けて参りましたので、お開きにしましょう。