3時間ぐらいでサクッとアプリを作ってみた。

 イトウカイトさんが

単語を一括で登録しておいて、その中からランダムで二語抽出する感じのアプリないかな。

と仰っていたので、「作りましょう。」とProcessingを使ってサクッと作ってみました。

作ったもの

▼起動画面はこんなかんじです。


この画面にテキストファイルをドラッグ&ドロップしてあげると


▼こんなかんじで抽出されます。


わんもあボタンを押せば、再度抽出が行われます。この状態で、他のファイルを入れれば、そのファイルの抽出を行えます。なんて単純なアプリなんでしょう。

まとめ

 
 こんな感じで簡単なアプリを3時間弱ぐらいで作ってみました。前々から思ってましたが、Processingで日本語使うのは結構鬼門ですね。OneDayの時も現行で開発しているアプリもこれも、全部そこがネックになっていたり……。実行可能形式まで持って行く速度は、すごく早くて良いんですけどね。マルチプラットフォーム()

 今更だけど、これをハッカソンで作れば、当日ネタ不足で悩まずに済んだなって思ってます。

おまけ

ソース読みたい!って人向けに、GitHubのURLを置いておきますね。
GitHub - FromAtom/random_san: テキストファイルをぶちこむと、ランダムで2行文字列を抽出します。


ではでは。

【Processing】クライアント側で接続の確立を確認するコード

 Processing(P5)でサーバとクライアントを作るのはすごく簡単で便利なのですが、クライアント側でサーバに正常に接続できたのかを確認するメソッドがない。サーバが立ってない状態でクライアント起動した時に、確認するメソッドてか方法がない。try-catchしても例外受け取ってくれない。TimeOut処理できない。って状態だったので、適当にディスカスを調べていたら、

...
If you look at Client.java source, you will see that nearly all the Client constructor is surrounded by a try/catch which just dumps the stack trace.
A bit annoying for a finer control...

Now, at least, you can check the active() status after creating the client: if it returns false, you know your client haven't been properly initialized
...
Processing 1.0 - Processing Discourse - try-catch for socket exception

「え、"active()"なんてメソッドはリファレンスに書いてないんだけど。てか、ソースコード読めよ(笑)って言われてるよ。こわいよ。」とか思いつつ、ライブラリ内のソース(Client.java)を眺めていたら、ありました。このメソッド。これを呼んであげるだけで、接続の有無を確認できます。

import processing.net.*;

Client myClient;

void setup() {
    size(100, 100);

    myClient = new Client(this, "127.0.0.1", 5204);
    
    if(myClient.active()){
        println("Success.");
    }
    else{
        println("Connection refused.");
        exit();
    }
}

void draw() {
}

 これで、接続の有無を確認できるので、後は適当にタイムアウト処理追加してあげたりリトライしてあげるだけで、よくある「サーバーが居なかったら、自分がサーバーになる。」という処理ができますね。

 Processingがメディアアート方面に人気なだけあって、こういう処理をする人は少ないんですかね。それとも「こんな事しなくても、確認する方法あるのかな。」とか、「実はtry-catchの使い方間違ってるのかな。」とか考えつつ、とりあえず短いコードで動いたので良しとします。「これ他の方法でも出来るよ!」などなどありましたら、コメントいただけると助かります。

 ではでは。

第1回アトムハウスハッカソンを開催しました。

 5月27日(日)に、私の家でハッカソンを開催しました。こういったイベントを行うと、Macユーザーがほとんどになるんですが、今回は珍しく[Mac:Win]=[2:3]という比率でした。


~男臭い、女の子が居ない、蒸し暑いという環境でのハッカソン~

参加者とやったこと

 参加してくれた人たち(敬称略)と、それぞれがやったことです。

  • じぐそう|Androidアプリバックエンド開発
  • ぬぴやま|Androidアプリフロントエンド開発
  • たーちゃる|Phytonのお勉強
  • 変態猫|TweeTyperのフロントエンド開発
  • あとむ|TweeTyperのバックエンド開発

どうだったか

 こんな感じで、各自が自分のやりたいことを開発する、ゆるふわハッカソンを行いました。朝10時位から集まり始めて、終電までカタカタやるというスタンス。ゆるふわです。お昼過ぎに私がTOEICテストを受けて帰ってきたら、みんな一生懸命開発していたので、私も黙々とサンドイッチを作りました。



~サンドイッチをむさぼるじぐそう~

学んだこと

 じぐそうにGitHubってなんなのかを簡単に教えてもらいました。さわりだけでしたが、「なるほど、こいつぁ便利だなあ!」と思いました。ついでに「PhoneGapとかあるんですよー。」という話を聞かせてもらいました。よく分からないけど、"じゃばすくりぷと"とか"えっちてぃーえむえる"とかでアプリが作れるらしい。言っている意味がよく分からない。Web魔導師はすごいなって思いました。

 あと、「GitHubよくわからないぞー!」って言ってたら、僕らの上下ジーパンイケメン男であるあそなすさんが颯爽登場して、色々教えてくれました。さすが「生ハムの人」だなって思いました。おかげ様で、git pull や git pushの喜びに目覚める事ができました。今度、直々に教えてくださる(らしい)ので、楽しみです。ぎっはぶ童貞から、ぎっはぶ初心者になった夜でした。

思ったこと

 今回のハッカソンには、ぬぴやま君というハイパーイケメンデザイナーが居ました。これはとても良い刺激として、ハッカソンを盛り上げたと思います。彼は、じぐそうの作っていたアプリのUIデザインを担当していました。そのデザインをみたり、方向性を聞いたりする度に、コードの奴隷と化したプログラマ達は深く感心していました。あと、私が「こんな感じで!びょいーんってして、和風なの!」って言ったら、それだけでデザインができあがって、「デザイナこわっ」と思いました。

 最近、デザイナさんとお話する機会が増えてきていて、とっても楽しいです。UIとかUXってのはもっと重要視されるべきだと思うし、デザインってプログラム書くより重要だと思っています。どんな便利で高度なアプリ作っても、UIが糞だと使いたくないしね・・・(遠くを見つめながら)

 なんとなく「デザイナって夢ばっか語ってて困る。そんなコードは実装できん。」なイメージがある(実際、そういうことも多い)。でもそれは間違いで、デザイナさんも深思な提案をしているんだなって思いました。これはもしかすると、今回みたいにプログラマとデザイナの間が凄く近いから、互いに上手く動けたのかもしれないですね。あとは、デザイナさんが「こういうの作りたいよぉおお!!」という夢を語っている時に、「任せろ。業界30年の俺が、実装してやる。」って言える魔法使いになりたいなって思いました。


そうだ、魔法使いになろう。

おやきーずとして

 おやきーずの深夜ハッカソンの成果は、次回ハッカソン後に公開します!こうご期待!(ハードルをあげて、コードを書かざるを得ない状況にするライフハック

まとめ

 モンスターエナジーは良いものだ。

いつから大人なのかなとか考えてたら朝になりそう。

 ※酔っぱらいが書いた文章です。


 別に哲学的な話がしたいわけじゃないけども、ぼんやり気になったので書いてみる。いわゆる『40分書き流し』というやつである。文法、言葉遣い等がおかしいかもしれないけど、そういう書き方だと思って受け流して欲しい。

 20歳になったら成人式にいって、社会的に大人になる。大人になるといっても形ばかりで、中身は10代のガキンチョが居座っている。いつになったら、自分が子供の頃に『大人だ』と思った大人になれるのだろうか。と思いながら、未だに「自分はまだまだ子供だなあ」と考えている。気が付かない内に20歳になって、でも「えっ、まだ準備できてないですけど・・・。」と戸惑いながら、成人式に臨んだ人も多いのではないだろうか。大人になるってどういう事だろうと考えるけれども、多分その答えはなくて「大人らしい考え方をする子供」がそこら中に居るだけなのかもしれないと思う。ここで「大人らしい考え方」って何?定義は?とか聞いちゃう人って「リア充の定義は?」とか聞いて「うわ、こいつめんどくせ」って思われるタイプの人だと勝手に思っている。世間話に定義は必要ない。「今日はいい天気だねー!」って言ってるのに「いや、今日は気象学的には曇りだよ。」とか言われたら、晴天に暗雲が立ち込めて、雷も落ちかねない。スパナでも降らしてやればいいんだ。


 そんな事を言いたかった訳じゃない。


 大人になるってどういう事?ってことだった。非童貞・非処女になることだろうか。と考えたけども、現代じゃ元服を迎えた男子を近所のお姉さんが大人にしてくれたり、近所の兄さんと一緒に女を買いに行く。だなんてことはないし、小・中学生でも性行為をして「性の乱れ(笑)だ!」とか言われている昨今であるからして、あまり関係ないことなのかもしれない。あくまで暗喩表現としての「おとなになった。」でしかないのだろう。

 20歳を越えて、酒も、タバコも、女も嗜んで。それで大人なのだろうか。何かがちがう気がする。それだけじゃない何かが必要な気がするが、とんと分からぬ。恐らく、私は10年後も20年後も、大人になりきれない子供として過ごしているのかもしれない。それでいいのかもしれないし、それは良くないことなのかもしれない。その判断が出来ないくらいには、まだまだ自分は子供なのだと実感する。小さい頃に夢見た『大きくなった自分』はもっと立派であったような気がする。それとも、このぐらいだと思っていたのだろうか。

 しかし、10代を殺して20代となってしまった以上。逃げも隠れも出来ない。10代からは大人と見られ、30代以上からはガキ扱いされる。恐らく誰もが通る道なのだろう。だからこそ気が抜けない。私たちは10代から見た大人なのだ。大人というレッテルを張りつつ行動をしなければならない。責任をとらなければならない。「まだ学生だし〜♪」などと気が狂ったことを言っている場合ではない。

 そうそう、若い子達。といっても、私よりも若い子達なんて言ったら10代が多くなると思うのだが。そういう人達に知っておいて欲しいことがある。


「年上だからといって、正しい言動をしているとは限らない。」


というごく当然の事実だ。いくら歳をとっていたからといって、常に正しいことを言っているとは限らない。年上といってもMacBook Airの角で殴り続ければ血が出るし、死ぬ。飯を食って糞して寝ている人間だ。コンピュータではない(コンピュータも丸め誤差とかあるじゃん!みたいな話はお門違いなので今すぐ戻るボタンをどうぞ)。故に、すべからく正しいだなんてことは絶対にない。たまに間違う。もしくは、ずっと間違っている。なおかつ、正しいことを言っていても腹立つ事があるし、生理的に受け付けないこともある。単純に顔や仕草が気に食わない事もある。なぜなら、人間だからだ。そこにいるのは糞尿の詰まった肉袋だからだ。だからこそ、面白いしコミュニケーションは楽しい。


「あの人なークズだよなー!でもセンスいいんだよなー!マジなー!ずるいなー!負けねー!」


 これでいい。これでいいのだ。そして気づいて欲しい。同じように自分が誰かからの評価を受けていることを。それは年下だけではなく、同年齢、そして年上からもだ。しかしながら、年下からの評価というのは得てしてわかりにくい。「年上は敬う」という慣習のお陰である。だから、自分がいかに歳相応でないゴミクズな行動をしていても、なにも言われない。「◯◯さんは自由っすねー!」ぐらいしか反応が来ない。来るだけましだ。普通はスルーだ。「あいたたたー。」でスルーだし、わざわざ言って機嫌悪くするメリットなんてどこにもないし、出来る事なら関わりたくない。

 もうすぐ40分なわけだけど、さっぱり大人になれる気がしない。そもそも、大人なんて子供の心の中にしか居ないんじゃないだろうか。子供心に「こういう人間になりたいな」と思った虚像が、大人なのではないだろうか。そして、そのとき思い描いていた『大人像』と現実のギャップに悶々としながら、現状を「これがなりたかった自分なんだ」と暗示していくことで、だんだんとその『大人像』を忘れていくんじゃないだろうか。そして、自分がなりたかったと”信じこませた”大人になって、老いて死ぬんじゃないか。

 ちなみに私が「大人になったな」と感じた時は、酒を飲んでる時でもタバコを吸っている時でもなく、深夜にコンビニでビールやらつまみを買っている時と、馴染みの居酒屋で大将と話しながら飲んでいる時です。

 まぁ、そんな事を考えながら栗焼酎を飲んでいます。これ美味しい。

おやきーずが『One day...』というアプリを作った話。

 この記事はクックパッドさんが主催された『第3回 開発コンテスト24』

に、おやきーずが『One day...』というアプリを作って応募した記録です。なんと!今回は見事に受賞!





……できませんでした!!

「参加してダメだった人たちの話もあっていいじゃないか!」との思いを胸に、この記事をかいています。というわけで、24時間を戦って負けた人たちの話をどうぞ。


おやきーずのゆかいな仲間たち

BGMをどうぞ


ただのBGMです。

テーマ発表時|12日|9:00

 今年のテーマは『一日の終わりを楽しくするもの』でした。テーマ発表時、私はお布団の中でぐっすりと眠っていて、変態猫からのSkypeチャットを全力で無視していました。正直すまんかった。

第1案決定|12日|12:00

 お昼過ぎに颯爽と目覚め、変態猫からのSkypeチャットを確認。サンドウィッチを作り珈琲を淹れた後で、まったりとアイディア出しを始めました。

 「すごい、全然面白いの思いつかない。お腹いっぱいになったら眠くなってきたし、もう諦めて寝ようかな。」と思っていたところに、変態猫からインターセプトが入ったので、しぶしぶミーティングをすることになりました。ここで出た使えそうなアプリアイディアは2つ。

  • 見知らぬ誰かと寝落ちまでお話出来るアプリ
  • 家に帰ると「おかえりなさい。」と言ってくれるアプリ

上の寝落ちアプリは「斉藤さん」という類似した既存製品があったので、却下しました。このため、開発するアプリは

  • 家に帰ると「おかえりなさい。」と言ってくれるアプリ

に決定しました。「その日の天気や、スケジュールに応じて台詞が変わってくれると良いよねー。」とか「出かける前に天気とかスケジュール言ってくれると良いよねー。」とか「これで一人暮らしでも寂しくない!大勝利!!」とか言いながらミーティングを終えました。完全に悪乗りです。

 このあと変態猫は用事があり、18時まで手が空かなかったので、私1人でプロトタイプの開発を始めました。同時に、じぐそうとみつお君に声をかけておきましたが、同日に開催された高専カンファレンスin奈良2に参加していたので、きっと疲れて来れないだろうなぁ……と思っていました。結局参加することはできませんでしたが、また違う機会に2人とはハッカソンとかしてみたいですね。

僕、アルバイトォオオオオオオ!!!|12日|14:00 - 18:00

 私は18時からアルバイトが入っていましたので、それまでにプロトタイプを形にしておく必要がありました。帰ってきた瞬間に音声を流す方法には様々ありますが、今回はKinectの骨格検出を利用することにしました。Kinectを弄りたい場合、使うライブラリ(OpenNI or 公式SDK)によって使えるOSと開発言語が違ってきます。おやきーず内でKinect本体を持っているのは私だけでしたので、私が1番使いやすい環境を使うことにしました。

  • 言語(環境):Processing
  • ラッパー:simple-openni
  • ライブラリ:OpenNI+NITE

 私が使う環境がMac+Winであること、変態猫が使う環境がWinだけであることを考え、「この際だから他OS同士でペアプロしてみよう。上手く動かなかったらWindowsオンリーにスルッと以降しやすい言語にしよう。」と思い、どちらの環境でも同一のコードが動いてくれるProcessingを選択しました。Javaベースなのでクラス毎に担当を区切ることもでき、アプリの生成もすこぶる楽、グラフィカルな処理も気軽なので、これで行こうと思いました。個人的なタスクもあって、Processing+Kinectの環境にも慣れておきたかったので、「このコンテストを出汁にして、勉強できればいいやー。」ぐらいの気持ちでした。

 そんな感じで適当に4時間ぐらいコードをバシバシした結果、Kinectの骨格検出(ユーザトラッキング)を利用し、ユーザーを検出時に「おかえりなさいませ、ご主人様。」と音声を流す所までできました。「おかえりなさいませ、ご主人様(はぁと」な音声を聞きすぎて、頭がおかしくなりそうでした。隣の部屋の人に、「ついに隣人は狂ってしまった。関わらないようにしておこう。」と思われてしまったかもしれません。

 ここらへんで時間が来たので、着替えてアルバイトに行きました。その日は新しいアルバイト(女の子←重要)が初出勤する日だったので、少しだけワクワクしながら出勤しました。

仕様変更は突然に|12日|22:00

 アルバイトを終えて帰宅した後、変態猫とSkypeをつなげて楽しいペア☆プロを開始しました。初めてのペア☆プロだったので、ペア☆プロ童貞は変態猫に奪われてしまったことになります。どうせなら、俺よりコードが書ける気が強いツンデレなお姉さんに罵られながらコードを書いて、最後に「あなたと一緒にコードがかけて楽しかったわ。」とか言われたかったです。嘘です。そんな事を考えつつ、珈琲やモンスターエナジーを用意していたら23時を回っていました。開発が少し進んで、天気のデータがXMLで取得出来た辺りで、おやきーずは大変なことに気が付きます。

「なんかこのアプリ、すげぇつまんない。」

 なんということでしょう。悪乗りで企画して作ったアプリは、驚くほどつまらないのです。匠たちは一体、この状況をどのように打破するのでしょうか。

企画案の練り直し|13日|0:00

 このまま初期案を開発し続けて行けば、募集時間には余裕で間に合う事は2人のスキル及び経験的に明白でした。しかし、自分でいじっていて楽しくない物を応募しても確実に負けます。なおかつ、モチベーションがまったく出ません。仕事でも学校の課題でもないコンテストへ自主的に参加する以上、モチベーションの持続は最も重要な要素だと思いました。「つまらないものは作っていてもつまらない」のです。ここで、再度作戦会議を始めました。締め切りまで、9時間を切っていました。


 私たちは、もう一度手持ちのカードを確認することにしました。

 残念ながら、おやきーずは『スマートフォン向けアプリとWebアプリに全く明るくない』という致命的な弱点を持っていました。そのため、開発するのはローカルアプリか組み込み系アプリである必要がありました。コンテストのテーマが『一日の終わりを楽しくするもの』であることから『ベッドの中でスマートフォンをいじってうんぬん』というアプリが多くなることは想像に難くなかったので、あえてローカルアプリで攻めようと思いました。それしか手がなかった、とも言います。

 次に、私自身がTwitter4Jを使ってTwitterAPIを叩いたことがあり、最近Processingでも叩けるようにコードを書きなおしている事を共有しました。そこから2人で、Twitterの1日分のログを使って面白いことができないかと考え始めました。UserStreamの実装以降、favやRT、フォローなどの通知をトリガーにしてアクションを起こすコードの実装が、すごく簡単に出来るようになりました。(これすごく楽しいので、遊んでみるといいですよ!

 1日の終りということもあり、その日最も人気だったツイートを表示してみたり、人気だったユーザを出してみたり、時間毎の人気ツイートを表示してみたりなどというアイディアが出ましたが、どの案でも既存感が拭えずモヤモヤ〜っとしていました。

 その時、私はイトウカイトさんが

と言っていたことを思い出しました。これを丸パクヒントにして、時間単位で取得したツイート数をビルの高さにし、TLにだれかがツイートすると星が流れるようにしようと考えました。朝、アプリを起動して、夜帰ってくると沢山ビルが建っていて、星が流れている。なんだか良い感じになりそうだぞ、とウキウキしながらコードを書き始めました。

開発なう|13日|1:00 -

 こうして、スタートダッシュを見事に失敗したおやきーずの開発が始まりました。今回の開発の役割分担は 

  • 変態猫:フロントエンド担当。星を降らせたりビルを大きくしたり、月をボタンにする。
  • Atom:バックエンド担当。TwitterのStreamAPIを叩いてログをとったり、各種関数を呼んであげる。

となっていました。私がバックエンドの担当し、変態猫がフロントエンドを担当することは結構珍しいことでした。ですが、特に居心地が悪い事もなく、
「この役割分担は珍しいなー。」とか言いながら開発をしていました。変態猫が作るフロントエンドなモジュールはとても使いやすく、快適でした。「くやしい……でも、使いやすい……っ!」とか言いつつ、バックエンドからフロントエンドにデータを投げつけて行きました。アルゴリズマーを名乗るだけあって、あやつなかなかやりおる。

 自分が昔書いたJava用のコードを参考にしようとしたら、色々無駄な処理をしてたりスコープがおかしかったりして、THE・バグの温床になっていたので、新しく書き直しました。なんであんなクラス分けにしたのか、未だにわかりません。

機能を追加しないという機能|13日|6:00 -

 締め切りが近づいていました。ここからは新しい機能の実装をせず、発表できるようにコードを整えていく事に注力しました。この時点で一旦提出してしまおうと考え、ver.0.5として仮提出を行いました。同時に動画撮影、応募登録、メール処理の手順の確認も行いました。

 ココらへんから、私がバックエンドでヒィヒィ言っている間に「これやっといて!」「あれやっといて!」と、適当に仕事を投げつけて置く事が多くなりました。逆に相手がヒィヒィ言っている時は、私がYoutubeアカウントの設定変更や動画撮影の準備、提出用メールの文章を清書していました。時には「デバッグ任せた!」といってソースコードが投げつけられて、「ゴミコードめ!」と投げ返す作業もありました。

 この様に、流動的に開発の担当区分が変わっていくフットワークが軽い感じは、とても楽しくて刺激的でした。一人で開発している時に「あー、後であれやっておかないとな。」と思う作業を口にすることで、手の空いた相手が作業してました。この感じはとても快適で、作業のし忘れを防止する意味でも効果的でした。


Dropboxの更新通知が騒がしい夜でした。

ギリギリの提出|13日| - 8:56

 画面を整えたり、応募用の紹介文(ポエム)を考えていたら8:30になっていました。「楽しい時間は過ぎ去るのが早いものですね。」とか言っている暇も無かったので、さくっと紹介動画を撮ってYoutubeにアップロードし、応募フォームにポエムを書き込み、Dropboxのパブリックフォルダにアプリを置き、メールでパブリックリンクを送りつけました。メールを送り終わった時には8:55を少しまわっていました。

 モンスターエナジー2本とレッドブル3本、そして珈琲1.5リットルが胃の中で暴れまわっていました。

出来たもの


~ 応募用ポエム ~

One day... 星を見上げながら 眠りについた
沢山のTweet 沢山のReTweet そして沢山のStar
上を向けば いつでもそこに流れてる
あの日見た星空に またいつか巡り逢えるかもしれない
Today... 今日も星が生まれては消えていく
One day... また星を見上げよう


「わーい、きもちわるい〜。」と思ってもらえれば、私たちの勝ちです。

反省点

 まず、朝起きなかったという点が致命的なエラーとして報告されています。後はスマートフォンアプリいじった方が良かったのかなとか、Twitterを使うのはやっぱ目新しく無かったのかな、という反省があります。ですが、1番の理由は『一日の終わり』というテーマに、上手なアプローチが出来なかった事だと思います。面白さの追求だけに勤しんでしまい、『一日の終わりを楽しくする』という問題解決を疎かにしてしまった事が、最大の敗因だと思います。アイディア力と、目標をしっかりと捉える力が、まだまだ足りないなあと実感しました。


まとめ

 スマートフォンアプリとWebアプリに関する技術力不足を実感しました。コンテストが終わった今色々調べてみると、結構サクッと開発が出来るようですね。iPhoneアプリは『ネイティブな言語で書いて、デベロッパプログラムに参加しないと作れない』という固定概念があったのも、もったいない感じです。ココらへんの知識が増えたのは良いことでした。

 他に学んだことと言えば、

  1. Processing 楽チン!(でもメモリ管理とかどうなってんのまじ怖い。)
  2. TwitterのUserStreamAPI楽しい!
  3. ペアプロ楽しい!
  4. Macの画面撮影機能便利

です。特にペアプロの楽しさと、Processing+UserStreamAPIの楽しさを学べたのは、良い糧になりそうです。入賞できなかった事は、もちろん悔しいですが、24時間という短時間でここまで色んな事を学べたことは、大きいと思いました。次回のコンテストにも是非参加したいです。

最後に

  • 一緒に参加してくれた変態猫
  • 素敵なコンテストを主催していただいたクックパッドさん
  • このコンテストの存在を知るキッカケとなったじゅーんさん(@june29)
  • 本アプリのヒントになった画像を作っていたイトウカイトさん(@itoukaito)

 皆さんのお陰で、楽しい時間を過ごすことができました!本当にありがとうございました!特に変態猫マジ乙。そしてここに書かれてない事は、君が補足してくれると信じているよ(丸投げ)。


ではでは。

高専カンファレンスについて僕がぼんやり思っていること。

 こんにちは、Atomです。久しぶりに自分の考えを連綿と書き落としてみたいと思います。

 Twitterとかの各種SNSは、議論や自分の意見を述べるには、極度に非力なコミュニティだと私は思っているので、もし自分の意見を他人に聞いて欲しい人が居たら、こういう日記的なサービスを使うといいんじゃないかな。もちろん、その分のリスクも伴うけど、アウトプットに対するレスポンスを真正面から受け止めるのは、これからのいんたねっ!時代には大切なんじゃないかと思ってる。


 さて、今日は高専カンファレンス(以下高専カンファと記載)について、しばしば話題になる様々な論旨について、私の素意を書いてみますー。

その1:高専カンファレンスって出会い系なの?

 そうです、出会い系です。高専カンファでは本当に沢山の人と『出会う』事ができます。この点において、高専カンファは出会い系として優秀なイベントだと思えます。普通に学校に通っていては、交流を持てないようなOB・OGの人達や他高専生達、更には各種企業(大中小ベンチャー様々)の人たちにも出会うことができます。そして、なかなか交流しにくい他分野の人ともお話出来るのが楽しいですね。私は情報系の人間なのですが、化学系とかデザイン系の様な他分野の方々とお話すると、観点の違いが見えてきて楽しいです。「安全対策が!」とか「この看板の色使いが!」とか、同じ畑の人にはない着眼点ですからね。また、社会に出られた人たちとの会話の中で、「学生である内にアレを頑張らないと!」とか、「こういう社会人になりたい!」など、良い刺激を沢山頂く事もできました。
 この様に、多種多様な人達と出会えるイベントですので、『異性交遊目的で参加する』という事ももちろん可能です。まあ、聡明な皆様なら「そんな事言い出したら、どんなイベントでもそうだしキリがないよね。」という事はお気づきだと思います。更に、高専カンファの実行委員が「異性交遊目的禁止!」って言うのも「なんかおかしくね?」という事も、十二分にお分かりかと思います。つまるところ、高専カンファの『出会い力』をどう使うかは、各個人の良識と倫理観に依存しているわけですね。

その2:高専カンファレンスってツイッタラーのオフ会なの?

 確かにTwitterをやっていたほうが、キッカケが掴みやすくて交流しやすいですね。TwitterIDを主とした名刺文化というか風習というかもあるので、Twitter上での交流が有利に働く面は大きいと思います。しかし、最終的には個人のコミュニケーション能力や人柄が重要になってきます。
 どれだけTwitterで面白い人でも、リアルであちゃーだとお友達にはなりたくないですし、Twitterをやっていなくても面白い人なら、メルアドとか交換して一緒に遊びに行きたいと思いますよね。Twitter自体はあくまでもコミュニケーションのサポートツールとして存在していて「あったほうが高専カンファ前後の交流がしやすいかもね!」ぐらいの認識が良いのではないでしょうか。
 高専カンファの告知もTwitterが主だったりするので、そこら辺も関係しているのでしょうが「所詮ツイッタラーのオフ会だよな!」という短絡的で浅い考え方については、あまり賛同できないところです。

その3:内輪感があって混ざりにくいんですけど?

 「甘えないでね。」というのが、本音です。もしあなたが自分の意志で高専カンファ会場に足を運んだのであれば、自分からコミュニケーションをとっていきましょう。小中学生ではないので、待ってれば話しかけてもらえるわけじゃないです。面白そうな人とか発表者の人たちに話しかけて行きましょう。懇親会場の端っこで携帯いじってても楽しくないよね。というか、それじゃ懇親会に居る意味無いよね。って話です。もちろん、交流しやすい雰囲気や仕組み作りは運営さんが気を配る事もできるけど、最終的な踏み込みは個人に依存していますよね。最初のうちは緊張してどぎまぎするし、輪に加われなくて辛いかもしれません。
 「かくゆう私もコミュ障ぼっちでね…。」で「うはwwぼっちなーwwwうけるwww」でした。でも、少しずつ仲の良い人ができて、お話ししたり一緒に遊びに行ったり出来ると思います。この感じって、高専カンファだけに関わらず学校でも会社でも同じだと思います。そういう練習の場として使ってもいいんじゃないでしょうか。嫌になったら「高専カンファやーめた。」って参加しなければ良いですからね。学校や会社じゃ辞めること難しいですから、高専カンファで練習するのも良いんじゃないでしょうか。ただ、他人に迷惑をかけないようにスッと消えましょうね。

その4:発表内容が知らない分野ばかりでつまらないんだけど?

 勉強しましょう。その発表を聞いて少しでも興味が出たら、学びのきっかけになりますよね。もし、まったく興味も起きないし、よく分からんどうでもいい。って内容だったら、TLの波にたゆたいながら暇をつぶす事をおすすめします。
 高専カンファはRuby会議の様なプログラマ向けな勉強会とは違って、多種多様な分野の人たちが多種多様な話をする場所です。各開催で発表テーマが決まることはあっても、それは大まかな指針に過ぎず、分野の固定がなされる事はごく希です。故に、「○○の話とかよく分からない!もっと知ってる話をしてよ!ぷんぷん!」みたいな話は少しお門違いかな、と私は思います。
 『高等専門学校および高専生をテーマとする。』というボンヤリとした枠から生まれる、饒多で混沌とした発表内容の雑多感というのは、この高専カンファでしか味わうことのできない、貴重で素敵なものだと私は思っています。

その5:一部高専クラスタがカンファカンファうるさいんだけど?

 そっとしておいてあげましょう。それか、さっさとリムーブするかブロックしましょう。”カンファ”をクライアントのNGワードにするのもオススメですよ。ここらへんのノイズ管理を適切に行って、心地よくTwitterライフを過ごしていきましょう。TLを作るのはあなた自身ですからね。
 たまに「高専カンファ超楽しいから!!高専カンファに参加しないとかマジwww」みたいな人もいますが、暖かく見守ってあげましょう。そういうタイプの人は、おそらくどの様なイベントにもいますよね。それだけ、高専カンファの熱量や刺激が大きいという事なのです。おいしいご飯やケーキ、おもしろい映画を見たら人にお勧めしたくなりますよね。その感じと一緒なのかもしれません。ここで「最近の若い者は」的な事を言ってしまうのは、かっこ悪いからやめたいですね。

その6:高専カンファってそんなに面白いの?

 肌に合う人と合わない人がいます。ブルーチーズ並に癖のあるイベントなので、「うっは!また行きたい!」って人も居れば「もういいかな……。」って人もいます。ハマる人はハマるし、嫌悪する人は嫌悪します。
 さらに、『高専カンファレンス』と一口に言っても、開催地や実行委員会、発表スタイルや発表者の顔ぶれによって、全く持って違う色を持っています。私は良く「『高専カンファレンス』は概念」だと言っていますが、それには一つとして同じ方向性を持った高専カンファはないという理由があるのです。もちろん高専カンファ実行に関するガイドラインは存在していますし、開催をサポートする事務局の皆さんも居ます。しかし、最終的に企画・運営していくのは各実行委員会のメンバーなのです。
 各実行委員会メンバーは、1人1人が自分たちが開催する高専カンファをよりよくしたいと思って考え行動します。その中で配信が必要だと思えば配信を、懇親会が必要だと思えば懇親会を、遠足が必要だと思えば遠足を行います。また、発表のテーマを決めたり、発表形式を決めたり、発表者を選考したりすることで、自分たちの高専カンファをコントロールしようとします。この過程で、各開催の特色が決まっていきます。勉強会色を強くしたり、交流会色を強くしたり、規模の大小が変わってきます。1つとして同じ高専カンファというのはないのです。すべての高専カンファが一期一会を伴って開催され、少しのログと多くの刺激を残して終わっていきます。
 故に、参加する高専カンファによって面白いと感じたり、感じなかったりします。発表者の顔ぶれによって、他分野の話ばかりが出れば退屈に思うかもしれません。しかしそれは、それだけ高専カンファが多様な人を内包している事と、高専生というごく小規模な括りの中でさえ、様々な考え方が存在している事を表しているのではないでしょうか。先述しましたが、この雑多感が高専カンファの魅力だと思います。

まとめ

高専カンファレンス
使用上の注意(Wiki)をよく読み
用法用量を守って正しくお使いください。

最後に

 こんな長い文章を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。上記文章にはまだまだ過不足や誤字脱字等あるかと思いますので、適宜添削していきたいと思っています。しかし、私一人の価値観と観察眼だけでは、力不足だと思います。この文章を読んで「私は、俺は、こう思う!」と感じた人たちは、是非この記事をトラックバックしつつ、自分の思いをぶちまけてみてください。
 1人でも多くの高専生が高専カンファレンスで良き出会いと、良き刺激と、良き未来を見つけられることを祈りながら、筆を置きたいと思います。


ではでは。

唐揚げと映画を楽しむ会。

 毎月恒例となって欲しい、唐揚げを食べて映画を楽しむ会。じぐそうが長野に学会発表に来てしまったので、仕方なく開催しました。仕方なく集まってあげただけなんだからっ!勘違いしないでよねっ!

開催日

 2012年3月9日(金)

開催地

 まっどのおうち

主目的

 唐揚げを食べて、映画を観る。

参加者

  • まっど(@mad_zilch
  • えむじぇー(@alcoholic_wolf)
  • じぐそう(@neo6120)
  • あとむ(@FromAtom)

食べたもの


みんな大好き唐揚げ

 このほかに、鍋一杯のポトフがありました。多くね?多くね?って思っていたのに、最終的に全部食べ切っちゃったので男の子って凄いなって思いました。

観たもの

  1. 恋するナポリタン
  2. 食堂かたつむり
  3. スーパーバッド
  4. イップ・マン 序章
  5. ムカデ人間
  6. 劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ

 とりあえず、『恋するナポリタン』と『食堂かたつむり』は色んな意味でやばかった。気が狂ってる。同じ気が狂ってるでも『ムカデ人間』は良い狂い方してたね。あの感じ、好きだよ。

まとめ

 唐揚げと映画で世界平和。