AtomのプレゼンテーションTipsもどき
どうも、FromAtomことAtomことアトムことエイトムことアタァンこと・・・です。
もうすぐ卒業研究の発表があったり、カンファも連続開催されるようですね。そこで、私がプレゼンの時に気をつけていることや、スライドを作成するときに参考・注意している事を書いておきたいと思います。(どやぁ
内容的には、「プレゼンってどうすれば良いのかわからない><」という初心者向けになっている(はず)です。ですので、手慣れた方には聞き飽きたような内容だと思いますが、なにとぞご了承ください。
(なにを偉そうに!って思うかもです。ごめんなさい。)
※mixiに載っけた記事を、ほとんどそのまま転載しています。
※学内生向けに書いてあるので、過不足があります。
スライドの作り方
スクリーンにPCから資料を投影して、それについての説明をする。そういったプレゼン形式の場合、資料の事をよくスライドと言います。
スライドの作り方については、いろんな事が言われています。
- 「1枚のスライドの説明に1分」
- 「5分の発表ならスライドは5枚ほど」
- 「文字を多くしない」
とかとか、言われています。
これを聞いて、「(´・3・)ふーん。」と言ってスライドを作り始めても、なかなか見やすい物が出来にくいのも、また現状。
そこで今回は、PowerPoint、ImpressおよびKeynoteを用いてプレゼン資料を日本語で作る人の為に、私なりのtipsを書いておきたいと思います。
◆参考文献的なもの
まず、私がスライドを作るときに参考にしているサイト、手法、本等を載せておきたいと思います。
1.伝わるデザイン|http://tsutawarudesign.web.fc2.com/index.html
是非とも一度は、目を通して欲しいサイト。他のサイトは無理でも、これだけは読んでおいて欲しい。
2.高橋メソッド|http://www.rubycolor.org/takahashi/
「あぁ、これか。」って思った人も多いでしょう。ひたすら文字が大きくて、後ろの人でも見やすい手法になっています。
この方式のメリットはリンク先にありますので、そちらを参照してください。
3.もんたメソッド|http://www.bricklife.com/weblog/000626.html
リンク先によく分かるムービーがあるので、そちらを見るのが良いと思います。いわゆる、「午後は○○」方式。聴衆と対話することが可能なので、楽しいです。
また、聴衆の『受け身感』を緩和することが可能となっていると思います。
4.プレゼンテーションZen|http://bit.ly/aZXqsQ
概要はリンク先の記事、主に掲載されたサンプルスライドを見てもらえば、分かると思います。実におしゃれで、格好いいです。書籍が主なので、買うと良いと思います。僕も欲しいです。
このレベルになると、写真、イラスト、カラーバランス、そしてフォントに関する知識が必要になってきます。後はセンスの世界。盗んでいきましょう。
以上が、私が参考にしているサイト、手法、本になっています。ジョブス氏のプレゼンも参考になりますが、あれは別次元です。参考には、まぁなるかも・・・程度で。
◆スライド作りで注意している事
次に、私がスライド作りを行う際に、注意していることを挙げておきたいと思います。
1.背景
なぜだか知りませんが、スライド作成ソフトにデフォルトで導入されている背景は、 驚くべきダサさを誇っています。ほんとびっくり。やばい。というかかぶる←重要
Webに落ちているスタイルを探してくるか、白か黒か薄い灰色の単色にしています。うっすらグラデーションもおしゃれ。
2.フォント
私が一番重要だと思っている要素です。 『伝わるデザイン』に詳しく記述されているので、そちらを参照してください。
MSゴシック・MS明朝あたりは、「ちょっともうみてらんない・・・。」って感じなので、『伝わるデザイン』で紹介されているヒラギノ、小塚、メイリオ辺りを使うと良いと思います。
個人的には、M+とIPAの合成フォント(http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/)を好んで使っています。
ただ、Windowsはフォントレンダリングが[ピー]なので、スライドショーを行ったときには、綺麗に表示できないかもしれません。 対策としてPDFに吐いてしまう方法があります。アニメーションを使えませんが・・・。 (GDI++とかそこら辺の話は棚の上に置いておきます。)
[追記]Office2009だと結構フォント綺麗だったです。
ここら辺は、KeynoteというかMacユーザーが強いです。デフォルトで見やすいフォントかつ、強力なフォントレンダリングなので。
3.文字サイズ
大きく。見やすく。読ませる部分は最低32pt以上になるようにしています。
4.アニメーション
私には難しすぎて、使えないです。Keynoteだとなんか格好いい。ずるい。しかし、さすがにKeynoteでも派手なアニメーション多用すると、逆効果ですがね。
使うべきポイントというのが、あるのですがここでは割愛します。センスの世界です。
5.写真
綺麗に撮りましょう。といっても難しいと思います。でも、一眼レフなんて必要ないです。コンデジで十分なのですが、しっかりピントが合っているかどうかと、ブレていなかどうか、ということだけ気をつけてください。あとはGIMPなどでコントラストや明るさをいじると、それっぽくなります。
素材として欲しい人はプレゼンテーションZenのリンク先に、フリーおよび低価格な素材サイトが書いてありますので、そちらでも良いかと。(http://bit.ly/aZXqsQ)
6.内容
スライドに情報を全部載せないようにしています。あくまで主は『話』であり、スライドはその『補足』であるというスタンスです。ですので、「スライドの説明を話していく発表をする。」のではなく、「スライドが話を説明している様な発表をする。」という考え方で、作っています。あくまで、考え方ですが。
発表の仕方
スライドを見せながら、ただ読んでいるだけでは終わらないのが発表です。
◆内容
話す内容を決めるときに気をつけていることについて、書いておきます。
1.原稿を書かない
作りません。邪魔です。ノート機能とかも使ってないです。スライドを見て思い出せないようであれば、スライドに情報が多すぎます。また、脳内で構築できない文章量ならば、聴衆に理解させる量として多すぎます。
2.ストーリーを作る
流れを大事にしています。私はよく発表中に、「では○○について、お話ししたいと思います。」と言ってしまいます(良くないのですが)。そのくらいに、一つの物語を話すように発表の順序を練っておくようにしています。そうすることで、内容をど忘れしてしまっても思い出しやすくなりますし、聴衆も聴きやすくなるのでは、と思っています。
◆話し方
私が人前で話す時に、気をつけているポイントとか書いておきます。
1.人の目を見ない
緊張するので、人の目はなるべく見ていません。見る場所はおでこ、鼻、目の下あたりを目安にしています。
基本的に、自分の方を見てくれている人を中心に全員の反応を
見るようにしています。または、開場の後ろの壁を見る様にしています。ただし、開場に可愛い・綺麗な女性が居た場合は(ry
2.スライドを見せる
スライドを切り替えた後に、すぐに話し始めないようにしています。特に情報量が多めスライドの場合、聴衆が全体を流し読み出来るくらいの時間をおいているつもりです。
3.揺れない
これは上手くできてないかもです。左右に揺れるのは控えた方が良いらしいです。
4.楽しそうにやる
楽しそうにやれば、楽しんでもらえるんじゃないかな。と思っています。常にニヤニヤしています。きもちわるいです。
5.大きな声
マイク(笑)ってぐらいにやってます。毎度毎度、うるさいのが私です。
質問の受け方
質疑応答ってものが最後にありますね。鋭いツッコミに恐怖する時間です。
1.YES・NOで答える
「○○はしたんですか?」といった質問に、「うんたらかんたら、うんぬんですが実際はあれこれでして〜」と答える人がいます。「(しました。」「していません。」と答える様にしてください。出来てない部分があると恥ずかしいものですが、ごまかしても無駄です。
2.「既存の製品はないのですか?」「その製品との違いはどこですか?」
開発系の研究を行った人にはこの質問が必ず飛んできます。必ずです。あらかじめ、考えておいた方が良いと思います。
3.対質問用スライドを作る
グラフや表など、質問が来たときに使えるスライドを大量に用意しておきましょう。口頭で説明するより楽ですし、落ち着いて返答できます。
あるとうれしい
必須ではないけれど、あった方がかっこよかったりするものについて書きます。
◆リモコン
キーボードペチペチするのは、ちょっとだけかっこわるかったりします。いろいろ解決方法はあります。
1.iPodtouch or iPhone
iPhoneやtouch持ってるのに使い切れてない人って、多いですよね。
- iClicker
- TapNext
辺りで制御が出来ます。
アンドロイドでも出来るんですかね・・・?
2.Wiiリモコン
ゲーム用?ははは、開発用だろwと、言わんばかりな簡単さでBluetooth接続ができてしまう。記事としてはこちら(http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0612/08/news120.html)
3.市販のリモコン
普通に売ってますが、なんだか無駄に高いです。MacはMac製のかっこいいのがある。今回、私はこのような物を使いました。(http://www.aimpro21.com/prod_rc132.asp)
4.無線式マウス
使えると言えば使えます。小型の奴なら良いのかな。
◆色弱の人への配慮
色弱についてと配慮の方法はこちら(http://www.happycolors.net/miekata.html)
忘れてしまいがちですが、一番気をつけたい項目です。
◆予稿を使わない配慮(NNCT生向けかな)
予稿は、プレゼンの前に読んでおくと理解しやすくなるような予備知識や研究の概要を書いておく物だと思っています。(学校や先生によると思いますが)
つまり、あんなものは飾りです(とか言うと怒られそう)聞。きに来ている低学年の子達の為にも(今年は来るのかな?)、極力使わないようにしましょう。また、スクリーンを見て、紙面を見て、と目が往復移動すると疲れます。
以上になります。なげぇよ!って思った方は『伝わるデザイン』だけ読めば、とりあえず良い感じになると思います。
雑に書いてあるので、抜けとか日本語おかしかったりとかあると思います。また、これは個人的な考え方なので、「それは違うんじゃない?」って部分も多々あると思います。そこらへんはコメントしていただけると助かります。
さらに、「このサイトとか参考になるよ!」とか「こうすると良いよ!」等も、コメントなどで教えていただけると小躍りして喜びます。
ではでは。